私の「対人恐怖症」が改善した理由

メンタルヘルス

今日は、私の”対人恐怖症”が改善した理由について、お話してみたいと思います。

 

その前に…、

『対人恐怖症』というのは、対人場面で、相手にどう思われるかを気にして、強い不安や緊張が生じ、その結果、人と接するのを避けるようになる症状のことを言います。

とは言え、初対面の人と接する時など、対人面での不安は、誰でも多かれ少なかれ持っていますよね?

ですが、そんな中でも、日常生活に支障が出てしまっている場合は、メンタルクリニックなどで治療が必要になる場合もあるようです。

『対人恐怖症』についは、軽度のものから、治療が必要になるものまで様々で、今のところ厳密な定義もないそうですが、もしも、より詳しく知りたいという方がいましたら、ウィキペディアに詳しく載っていましたので、そちらを参考にしてみて下さい。(ウィキペディアは、こちら⇒『対人恐怖症』

では、ここから私の話をしていきます。

私は、昔から対人恐怖症気味で、人からどう思われるかをとても気にするところがありました。

 

人とのコミュニケーションの中で、相手から思い通りの反応が返ってこないと、

「何か気に障ったのではないか?」

「私がイケなかったのではないか?」

「嫌われているのではないか?」

と自分を責めてしまって、辛くなって、

それで、余計に人と接するのが怖くなる…という悪循環を繰り返していました。

 

人が怖いというより、むしろ、

「自分は嫌われる」

「自分はダメな人間」

という、自己卑下というか、

自分を責める気持ちが、一番辛かったのかもしれません。

とにかく、人間関係のストレスがMAXの時がありました(>_<)

 

でもある時、あることに気付いてから、人にどう思われるか、あまり気にならなくなりました。

その、あることとは…、

「私が、相手に期待し過ぎていた」

ということです。

 

私は無意識のうちに、相手に対して、

「私を尊重して欲しい」

「大事にして欲しい」

「優しくして欲しい」

と思っていて…、

相手から、そういう反応が返ってくることを、常に期待していたのです。

 

だから、思い通りの反応が返ってこないと、不満に感じて…、

そして元々、外ではなく、内に向かうタイプなので、

相手を責めるのではなく、自分を責めていたのだと思います。

「私が、ダメな人間だから愛されない」と。

 

要するに、愛されたかったのだと思います。

 

でも相手だって、いつもベストな状態とは限りませんよね。

嫌いとか、怒っているとかじゃなくて、

何かイヤなことがあったり、体調が悪かったり、他にも、何か事情があって、余裕がない時だってあると思います。

それなのに、いつも「私を尊重して欲しい」と思うのは、

「それって、私の”わがまま”かもしれない」

…と思った時、視点が変わりました。

人とのコミュニケーションの中で、相手から思い通りの反応が返ってこないと、

「自分は嫌われる」

「自分はダメな人間」

と、思い込んでしまっていたけれど、

そうではなくて、

 

「私」がダメなのではなくて、

「私を尊重して欲しいと思う私」がダメだったのです。

 

ダメだったのは、相手に期待し過ぎていた自分だと気づいて、

「相手に期待するのをやめよう」と思い…、

 

私に対して、相手がどんな反応をしても、

「それはその人の自由…」と、

相手の自由を認められるようになった時、

人にどう思われるか、あまり気にならなくなりました。

…と言うより、

たとえ悪く思われたって、

それは、「その人の主観」であって、「事実」ではないことだっていっぱいあるし、

 

本当の私を、その人は知らないから、

思いたいように思ってもらえればいいというか…。

 

それに、

本当に大切な人になら、分かってもらいたいけど、

全ての人に分かってもらう必要はないから、

 

だから、

自分を分かってもらおうとか、

尊重してもらおうとか、

愛してもらおうとか、

そんなふうに、

「相手に期待し過ぎない」ということ、

 

そして、

相手がどんな反応をしたとしても、

「相手の自由を認める」ということ、

 

必要なのは、そういうことだと気付いた時、

私は、人に対する恐怖心が減って、本当にラクになりました。

以上が、私の”対人恐怖症”が改善した理由です。

対人恐怖症の原因も対処法も、いろいろあると思うので、全ての人に当てはまるわけではないと思いますが、少しでも参考になれば…と思って書いてみました(*^^*)

 

でも、沢山の方の人生相談にのられて、悩める人達を癒している「美輪明宏さん」や、「江原啓之さん」も、よく、

『人間関係は、腹六分』

と仰っています。

 

なので、

『相手に、過度に期待しない』

というのは、対人恐怖症に限らず、

人間関係を円滑にするために、必要なことかもしれません。

 

難しいですけどね(;^_^A

人って、どうしても「愛されたい!」って、思っちゃいますけど、

でも、誰かに…というのではなく、

自分で、自分を愛し、

自分で、自分を理解し、

自分で、自分を癒し、

どんな時も、自分だけは、自分の味方でいて、

きちんと自分の足で立っっていられるように、

頑張ろうと思います٩( ”ω” )و

 

というわけで、今日は、私の”対人恐怖症”の症状が改善された理由についてお話してみました。

最後までお読み下さり、ありがとうございました<(_ _)>

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