私もそうなのですが、自分を責めることって、「癖」になってしまったりするものですよね(;^_^A
それは意識できる時もあれば、できない時もあると思いますが、いずれにしても、自分を責めてしまう時のモヤモヤ感や、自己嫌悪の感覚って辛いものです。
今日は、そんなふうに、つい自分を責めてしまうという方に向けて、スピリチュアルな手法を使って、自分を責めるクセをやめる方法についてお話したいと思います。
スピリチュアルと言っても、ヒーリングを受けるとか、神社にお参りに行くとかの、お手軽な方法ではありません、身につけば一生効果が期待できる方法ですので、もしもこの記事を読んで、少しでも納得できる部分がありましたら、是非試してみて下さい(*^^*)
それでは本題に入ります。
私がお勧めする、自分を責めるクセをやめるためのスピリチュアルな方法は、
「お守りを持つこと」
です。
でも、お守りと言っても、神社で売っている目に見えるお守りではなく、
「言葉のお守り」
です。
そして、その言葉というのは、
「全て最善」
という言葉です。
この言葉が何故お守りになるのかを説明する前に、少しだけ、私の子供時代の話を聞いて下さい。
私は子供の頃、家庭環境にあまり恵まれず、特に、母が病気で他界してからは、姉弟3人の中で、自分だけが「もらわれっ子」みたいな感覚で育ちました。
家に居ても「自分の家」という感覚はなく、ホッとできるのは自分の部屋だけ…。
それ以外はいつも、父や祖母の機嫌を損ねないように、怒られないように気を使って、家の中では常に緊張していました。
そして、自分を責めていました。
何故なら、私は親に嫌われていると思っていて…、
こんなふうに嫌われてしまうのは、
「私のせい」
「私が悪い子だから嫌われる」
と思い込んでいたからです。
”三つ子の魂百まで”と言いますが、子供の頃に刷り込まれた『思考の癖』は、大人になってからも簡単には消えず…、
私は学校や職場など、どこにいても、
「自分は居てはいけない」とか、
「自分が居ると迷惑が掛かる」とか、
そんな感覚になってしまうのです。
そして、対人関係のトラブルがあると、悪いのはいつも自分。
相手に対して腹を立てたり、相手を責めることは殆どありませんでした。
相手を責めないと言うと、何だか良いことのように聞こえますが、自分を責めるのは”自分への攻撃”ですので、それはそれで結構しんどいものです。
そんな時に知ったのが、スピリチュアルな『波長の法則』です。
波長の法則は、「引き寄せの法則」と言った方が分かりやすいかもしれませんが、
つまり、
”私達の住むこの宇宙では、私達は、自分の放つ波長(思い・言葉・行動)に見合ったものを引き寄せている”
という、宇宙に存在する自然の法則です。(詳しくは、8つの法則の『波長の法則』の項をご参照下さい)
この法則を知ってから、何となく自分の人生を振り返ってみると、
確かに私は、そんなつもりはないのに、誤解をされてしまったり…、
思わぬミスをして、自分を責めてしまうような出来事が多い気がして…。
ある時、これは、
「私がいつも、申し訳ないという気持ちでいたり、何でもないことでも自分を責めるクセを持っているから、波長の法則によって、そういう出来事を引き寄せているのでは?」
と考えたのです。
先程もお話したように、「自分を責める」というのは精神的にしんどいものです。
それに、あまり自分を責めていると、
心と体はつながっていますので、
今度は、体が勝手に自分への攻撃を始める可能性もあります。
つまり、病気になったりとか…(>_<)
なので私は、今度こそ、
「自分を責めるクセをやめる!!」
と決意しました。
ですが長年、自分を責める感覚に馴染んでしまった私は、いざ何かあった時に、それ以外にどうしたらいいのか、全く分かりませんでした。
今まで、ストレスを感じたりモヤモヤした時、自分を責めることで自分を納得させていた部分があったので、それ以外に、どこに気持ちを落ち着けたらいいのか、分からなくなってしまったのです。
かと言って、相手を責めたり、神様や運命のせいにもしたくないですよね?
そんな時に役に立ったのが、
『全て最善』
という、スピリチュアルな真理でした。
ここからは、少し、スピリチュアルな真理の話をしますね。
私達は、あの世から現世に生まれてきますが、
不幸になるために生まれてくる人は、一人もいません。
みんな、幸せになるために生まれてきます。
でも、その幸せとは、素敵な彼氏を作ったり、お金持ちになって贅沢な暮らしをすることではありません。
その幸せとは、
『魂の成長』
です。
何故、それが幸せなことなのかと言うと、物質的なことに置き換えてみるとよく分かります。
私達は子供から大人になると、できる事が増え、行動範囲が広がりますよね?
例えば、お友達とディズニーランドへ行ったり、温泉旅行を楽しんだりすることができるようになります。
でも、何も判断できない子供がこれをしたら、どうなるでしょうか…??
切符の買い方も分からなければ電車にも乗れないし、目的地へ辿り着くことはできません。
もしかしたら悪い人に声を掛けられて、ついて行ってしまうかもしれません。
子供の頃からいろいろ教わったり、勉強したりするのは、大人になって人生を楽しむため、より充実させるためです。
霊的なことも同じだと思います。
霊的に、子供の魂から大人の魂に成長すれば、霊的活動範囲が広がり、自由意志を行使できる範囲も広がります。
例えば、使命を持っている人、ライトワーカーなど、個人の枠を超えて広いフィールドで活動している人を見ると、霊性が高いというか、人格者であることが多いと思うんですね。
これは、スポーツの世界やビジネスの世界など、いろんな分野で言えることだと思いますが、そのような人生を送るには、やはりある程度、魂の器というか、そういうものが必要になってくると思うのです。
上手く説明できているか分かりませんが、
つまり、魂が成長すれば、
より広い世界で、人や社会に貢献したり、
より深い経験をして、より充実した人生の時間を味わうことができる、
ということなのです。
だから、
私達は、そのために…、
物質的なものだけではなく、魂から幸せを感じられるようになるために、
日々、自分で自分の魂を磨き、成長しながら人生を歩んでいる、
ということなのです。
確かに、その学びの中には、良いことばかりではなく、なかなか大変なこともあると思います。
例えば…。
自己主張の苦手な、ちょっと気の弱いタイプの人が、高圧的な上司に出会うって、結構「あるある」だと思うのですが、
その上司とのやり取りでイヤな思いをすることは、一見不幸なことのように感じます。
でも、その上司との関係性の中で、自己主張をする”レッスン”をして、
変わることができたら…、
気の弱い自分を”卒業”できたら…、
その後の人生、絶対に変わると思いませんか?
自分の思うことを、ちゃんと伝えられたら、仕事もプライベートも充実するはずですし、
何より、自分が、
「本当は、こう思っているのに…」とか、
「断れなかった…」とかで、
悶々とすることがなくなります。
更に、ありのままに自己表現できる自分を、好きになることもできるかもしれません。
こんなふうに、人生には、「イヤだなぁ」と思うことや、ストレスに感じることもいっぱいあるけど、
そこから得られたものが、後になって自分を幸せにしてくれることって、結構ありますよね?
…というか、気付いてないだけで、殆ど全てそうなんじゃないかと思います。
乗り越えてからしか分からないけど、
後になってからしか分からないけど、
全て、
そこから得られるものが、
後で必要になるから…、
後で自分を幸せにしてくれるから…、
だから起きることなんじゃないかな、と思うのです。
だから、
起きることは、全て『必要なこと』で、
全て『幸せに繋がっている』のです。
だから、
『全て最善』
なのです!!
…そう思えた時、私の心は落ち着く先を見つけることができました。
つまり、
自分を責めるでもなく、
相手を責めるでもなく、
「全て最善」と思うことで、
起きた出来事を、穏やかに受け容れることができたのです。
もちろん、思考の癖はなかなかしつこいもので(苦笑)、今でも何かあると、つい自分を責めてしまいます。
でもそんな時は、「いや、ちょっと待てよ…」と、自分にストップをかけ、
「全て最善」と思うことで、
「これでいいんだ」
「これが、最終的にはプラスに繋がっている」と思うことができ、
自分を責める息苦しさから、すぐに解放されるようになりました。
なので、私のように、自分を責めてしまう癖があるという方は、常に、この、
『全て最善』
という言葉を、お守りのように持って下さい。
常に、この言葉を意識して、なんなら、紙に書いて玄関に貼って下さい(笑)
癖というのは、なかなか抜けないものですが、
日々意識することで、今度は逆に、
『これで、いいんだ、と思う癖』
がついてくると思います。
そうすれば、この先も一生、自分を責めることはなくなると思います。
もちろん、人間ですから間違えることもあります。
でも、そんな時も、自分を責めるのではなく、ただ、その反省を次へ生かす、改善するという方に意識が向かうと思うんですね。
そうなれば、きっと今までよりも、ずっと生きやすくなると思います。
なので、この記事を読んで、少しでも納得できたという方は、
『全て最善』という言葉のお守りを、是非、身に着けてみて下さい。
今日は、「スピリチュアルな法則を活用して、自分を責めるクセをやめる方法」についてお話ししてみました。
最後までお読み頂き、ありがとうございました(*^^*)
🌸初めましての方は、こちらもお読み下さい→サイトについて
🌸プロフィールはこちら→プロフィール