今日は、私の人生を変えてくれた言葉について、お話ししてみたいと思います(*^^*)
今日のブログは「一人言」なので、ご興味ない方はスルーして下さいね。
お暇な方は、是非読んでいって下さい(^_-)-☆
以前にもお話ししましたが、私は子供の頃、少し複雑な環境に育ち、
「自分は愛されている」
という感覚を持つことができませんでした。
それでも、母だけは私に優しくしてくれました。
でもそんな母が、私が10歳の時に病気で他界してからは、家の中に私の居場所はなく、
「自分は、ここにいてはいけない存在。迷惑な存在」とか、
「家出したい」「死にたい」
という思いを抱えながら、毎日過ごしていました。
そんなストレスからか、思春期には「パニック症」や「SAD(社交不安障害)」を発症し、苦しい青春時代を送りました。
でも皮肉ですが、それらの精神的な症状のお陰というか、
そちらの方に意識がいくことで、
子供の頃からの、死にたいくらいの寂しさや孤独感は、いつしか忘れていき…、
それからは、パニック症などの症状と付き合いながら、
普通に仕事をしたり、結婚もしたりして、
騙し騙し、何とか生きていました。
でも、ある時、ある出来事をきっかけに、
子供の頃の記憶が、
あの、死にたいくらいの寂しさや孤独感を伴って蘇ってしまったのです。
それからは、精神的に大分不安定になってしまって、
自暴自棄になって、自傷行為もありました。
その時、心理カウンセリングを受けていたので、
子供の頃の寂しさや、理不尽な思いを散々吐き出しましたが、
話すことで癒され、心が軽くなったものの、
「私は迷惑な存在。いてはいけない存在」
「私は、誰からも愛されない」
というモヤモヤは、晴れることはありませんでした。
そんな時に、ある本の、あるフレーズに出会ったのです。
それは、
『10%の愛も愛』
という言葉です。
その本には、こんなことが書いてありました。
たとえ100%じゃなくても、自分の願う通り、理想通りの愛じゃなくても、ご飯を食べさせてくれたり、学校に通わせてくれたりしたことも、それも立派な愛ですよ。
そして、こんなことも書いてありました。
人は生まれてすぐには独り立ちできないので、どんな人にも必ずお世話してくれる人がいたはずです。又、外へ出れば、学校の先生や近所のおばさんなど、少しでも自分を気に掛けてくれる人もいたはず。
100%じゃなくても、たとえ10%でも、愛は愛だから、そんな『愛』に気付ける感性を持ちましょう。
10%の愛に気付けない人は、120%の愛にも気づけないですよ。
…と。
その、
「10%の愛に気づけない人は、120%の愛にも気付けない」
という言葉に、私は、何だか、頭をガツンと殴られたような衝撃を受けました。
もちろん無意識ではありましたが、私は、100%の…自分の思う通りの愛以外は「愛ではない」という感覚を持っていて、
実はいつも傍にあった、私に向けられた、ほんの小さな気遣いや、笑顔や、思いやりや、優しさという『愛』に、気付かずにいたのです。
小さくても、確かに傍にあった『愛』に、気付けなかったのは、私の方だったのです。
そして、同時に思ったのが、
「自分はどだろう?」
ということでした。
私は、人に愛されたいと願っているけれど、
「自分は、きちんと人を愛せているだろうか?」
と考えた時…、
私は、
自分が「愛されたい」ばかりで、
実は私の方が、本当に人を愛することができていなかったことに気付き、
そのことに、本当にショックを受けました。
そんな自分が恥ずかしくなり…、
それからは、
「本当に人を愛せるようになりたい」
と、強く思うようになりました。
人間だから、100%は無理だけど、
うわべだけじゃなく、
自分が愛されたいから、人に優しくするのではなく、
本当の意味で優しい人に…、
「本当に人を愛せる人になりたい」
と、強く思ったのです。
私の人生観を変えるきっかけをくれた言葉…、
それが、
『10%の愛も愛』
という言葉でした。
この言葉に出会ってから20年以上経ちました。
この20年の間に、幸せな出来事、大変な出来事、びっくりするような出来事、本当に様々なことがありました。
私の人生は、どうも順風満帆とはいかず、七転び八起きの人生みたいです(~_~;)
でも、根底にはいつも、この言葉があったように思います。
お陰で今は、子供の頃に抱えていた親に対するわだかまりも解消しましたし、以前よりはちょっぴり自分のことを好きになれました。
そして、何より、あんなに人が怖かった私が、
人を好きになることもできました。
同時に、パニック症は、ほぼ完治しましたし、SADの症状も軽減しました。
10%の愛も愛だと思うことで、人に対する信頼度がアップして、
人が怖いとか、
人に対して、委縮してしまう、
ということが減ったからだと思います。
こういうのって感覚的なもので、
「たとえ10%でも愛だから…」と思ったからといって、すぐに症状が良くなるわけではないですが、
でも、そう思うことで、自分の中の「愛のハードル」が下がったというか、
周りの人の、ほんの些細な優しさや思いやりに、
「えぇ~!この人優しい~♡」
「めっちゃイイ人~(≧▽≦)」
って感動できるので(笑)
そんな、心がじんわり温かくなるような経験を重ねることで、
人に対する「基本的な信頼感」がアップしてきたのだと思います(*^^*)
もう20年も前に出会った言葉ですが、
「10%の愛も愛」
本当に、出会えて良かった言葉です!
この言葉が載っていて、また、私がスピリチュアリズムと出会うきっかけとなった本がありますので、最後に紹介させて下さい。
その本は、こちら↓↓↓
『幸運を引きよせる・スピリチュアルブック(江原啓之著/三笠書房)』
この本は、スピリチュアルな、不思議な世界について書かれた難しい本ではなく、
人間関係・性格的なこと・恋愛・病気・仕事・お金など、人生によくある悩みを、
世間の常識や道徳といった物差しではなく、
スピリチュアルな、魂の視点から紐解いたものです。
今回紹介した言葉以外にも、私はこの本を読んで、今まで信じてきたことが、良い意味でくつがえされました。
世間の常識というか、今まで自分が「こうあるべき」と思っていたことが、実は、魂の視点でみると正しくなかったり、
逆に、世間的には良くないとされていることが、魂的には正しいことだったり、
霊的世界に対して抱いていた恐怖心も、私が迷信を信じていただけで、実は、私達はいつも深い愛情に見守られ導かれている、ということが分かったり…と、
この本を読んだことで、それまで、法律、世間の常識、道徳、親の価値観からしか見たことがなかった世の中が、一変して、
「魂の視点から見る」
という、新しい世界の扉を開いた気がしたのです。
私はこの本と出会って、本当に、人生観が180度ひっくり返りました。
凄くお薦めの本ですので、ご興味ある方は、是非ご一読下さい(*^^*)
というわけで、今日は、私の人生を変えてくれた言葉についてお話してみました。
最後までお読み下さり、ありがとうございました<(_ _)>
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