皆さん、こんにちは!
今日は、『先祖の因縁』というものについて考えてみたいと思います。
今日はちょっと、スピリチュアルカラーの濃い内容になりますので、ご興味ない方もいるかもしれません(;^_^A
ですが、もしも、ちょっとでも「気になる」という方がいましたら、最後までお読み頂けると嬉しいです(*^^*)
それでは、早速本題です!
よく、不幸が続くのは、「その家の先祖が悪いことをしたからだ」とか、「先祖が苦しめた人の祟りだ」とかいう話を聞くことがあります。
これは、宗教をやっているお家や、信心深い家系というか、そういうお家で育った人に多い考えのような気がします。
かく言う私も、宗教熱心な家で育ったので、そんな話はありました。
でも、その話を聞いた時、私は既に霊的真理を学んでいたので、それ程気にしませんでした。
でも、私の兄はすごく気にしてしまって…。
その時の兄は、自分の人生があまり上手くいってなかったので、
「もしかしたら、先祖の因縁のせいではないか…」
「この先も、自分は幸せになれないのではないか?」
と、すごく悩んでしまっていました。
この記事をお読みの方の中にも、兄の様に悩んでしまっている人、そのせいで余計にネガティブを引き寄せてしまっている人もいるのではないでしょうか?
…というわけで今回は、『先祖の因縁』とか『祟り』とかを、必要以上に気にしなくて済むように、そういったものについて、人間的な視点ではなく、霊的真理という永遠の魂の視点から考えてみたいと思います。
まず、先祖の因縁というものが本当にあるのか?という話ですが、それ程多くはないと思いますが、そういうケースも、あるにはあるようです。
そういった場合に、まず思うのは、
「この家に生まれなければ良かった」
ということではないでしょうか?
「この家に生まれなければ、こういう思いをしなくて済んだのに…」
「何故、この家に生まれてしまったのだろう?」
そんなことを考えると思います。
でも、これはもう定説になりつつありますが、皆さん、ご存知の通り、子供は親を選んで生まれて来ます。
生れるお家というのは、何が出るか分からないガチャガチャのように、当たり外れがあるものではなく、私達の方が、魂の世界からこの世を見渡して、
「この家がいい!」
「ここにしよう!!」
と、選んで生まれて来るのです。
ということは、そのお家がどんな家か、
そのお家を選ぶことで、自分がどんな環境に身を置くことになるのか、
どんな出来事が起きるのか、
分かった上で生まれて来る、ということですよね?
ということは、つまり、
そのお家に生まれることによって起きる出来事を、経験したくて、
敢えて、その家を選んで生まれて来る、ということです。
ここから先は、例え話になりますが…、
例えば、男性が短命のお家があったとします。
この場合、人間的な視点で見ると、もしかしたら、そのお家のご先祖さんが、沢山の女性を泣かせてきた人で、その因縁のせいで、そのお家の男性がみんな短命になってしまっている…という可能性も考えられます(あくまでも可能性です(^_^;))
この場合、その家に生まれた男性は、
うっかり間違って、その家に生まれてしまったのではなく、
「短命」という、ショートステイの人生を経験したくて、
敢えて、その家を選んで生まれて来たのです。
「そんな人いるの?」と思うかもしれませんね?
でも、遊園地に行った時に、
「おばけ屋敷? 怖そうだけど、せっかく来たのだから、全部のアトラクションを経験しないと勿体ない!」
と思う人がいるように、
いろんな人生を、全てのパターンを、
「経験してみたい」
と思う人がいても、不思議じゃないですよね?
それに短命は、人間的な視点で見ると不幸なことかもしれませんが、魂の視点で見ると、不幸ばかりではないんですね。
例えば、生まれて間もないうちに亡くなってしまう赤ちゃんもいます。
この場合、10ヶ月間お腹の中で大切に育んで、やっと出会えた我が子を亡くすなんて、ご両親にとって、どれだけ悲しい出来事かと思います。
でも両親は、その子から、『命の尊さ』という、人生で最も大切なことを教わることができます。
又、その子にとっても…、
人生を生きていると、誰もが経験するような、
理不尽に親に怒られるとか、親の期待を押し付けられる、なんてこともなく、
「ただ存在してくれるだけで良かったのに…」
という、『無条件の愛』を感じることができて、
短い間に、一生分の深い愛を、その魂に刻むことができます。
このように、命の尊さや、愛の学びがそこにあったということは、
人間的な視点では、悲しいことでも、
魂にとっては、不幸ではなく、
そこには、魂が豊かになるという『幸い』もあったのです。
そんな経験を望んで生まれて来る魂もいると、私は思います。
長くなってきたので、ここまでをまとめると、
つまり、
人間的な目で見ると、先祖の因縁で不幸なことでも、
魂の視点で見ると、
その出来事を経験したくて、
そして、そこから得られる感動を味わいたくて、
意図的にその家に生まれ、順調に魂の学びをしている、
ということなのです!
だから、もしも先祖の因縁のあるお家に生まれてしまったとしても、
それは、偶然でもなく、不幸でもなく、
自分で選んだわけですから、
乗り越えられる、ということです。
そして、その出来事を乗り越えれば、
魂も成長するし、幸せにもなれる、
ということなのです。
そして、ここからは、ちょっと視点を変えて考えてみたいのですが…。
そもそも祟りということを考えた場合、
確かに、その家のご先祖に辛い思いをさせられた方(仮にAさん)は、とても気の毒だと思います。
でも、
今まで話してきた、霊的真理という、魂の視点で物事を考えた時に、
もしかしたら、Aさん自身が、生まれる前に、
「大変な出来事を経験して、それを乗り越えることで、魂を大きく成長させよう!」
と、自分自身の学びとして、敢えてその出来事を選んで、生まれて来たのかもしれませんよね?
又、宇宙には、自分の行いは、いつか自分に返ってくるという、因果の法則という法則があります。
ということは、もしかしたら、前世でAさんが、他の人にしたことが返ってきたという可能性だって、否定できないですよね?
そう考えると、100%ご先祖が悪かったのか?というと、疑問が残ります。
それに、仮に100%ご先祖が悪かったとしても、それでAさんが未浄化霊になって、その子孫を苦しめたら、それは、Aさんの魂の罪にならないでしょうか?
そうだとしたら、それは、いつか、カルマ(因果)となって、Aさんに返ってきてしまいます。
そう考えると、辛い思いをした上に、更にカルマが返ってきて苦しむなんて、なんだか理不尽じゃないですか?
本来、被害者であるAさんが、そんなに苦しむなんて、おかしいですよね?
それよりも、
起きる出来事には、全てに意味があるのですから、
受け入れて…、
還る場所が、Aさんにはあるのですから、
本来の居場所である魂の故郷、光の世界へ還った方が、
Aさんにとって、どんなに幸せなことか…。
だって、魂の世界には苦しみがないから…。
浄化した魂がいく世界は、
病気もなく、
お金というものがないので、働く必要もなく、
愛の世界なので、人間関係のトラブルもない、
幸せな世界なのだそうです。
亡くなったばかりの魂がいく「幽界」というところは、この世と似ている所なので、好きな所に住み、好きなことをして過ごせるそうです。
ちょっと余談なのですが、
実は私、『えぐら開運堂』や『オーラの泉』で有名な江原啓之さんのファンで、何度か、江原さんの講演会にも出掛け、公開カウンセリングを拝見させて頂いたことがあります。
相談者はランダムに選ばれるのですが、ある時、息子さんを亡くされたお母さんのカウンセリングの時に、江原さんが、霊視で、
「息子さんは、魂の世界で仲良くなった友達と、サッカーをするのが、今の楽しみだと言ってますよ」
と仰って、それを聞いたお母さんが、
「確かに、息子は、生前にサッカーをしていました!!」
と、言って、
息子さんが、あの世で幸せに暮らしていることを知って涙していたのが、とっても印象に残っています。
このように、亡くなって間もない魂がいく幽界では、この世にあるものは何でもあるので、自分の好きなことをして、言わばレクリエーションを楽しむことができるのだそうです。
又、魂の世界には、先に逝った愛する人達もいますから、その人達に会うことだってできます。
それに、旅立つ時だって一人ではありません。
気付いていないだけで、既にAさんの傍には、先に逝った縁のある魂がお迎えに来てくれているはずです。
亡くなった後、一人ぼっちになる魂はいないと言います。(但し、自殺したケースの場合、暗闇の中で一人、反省の時間を過ごすそうです)
そんな、苦しみのない、愛に溢れた幸せな世界が待っているのに、
それなのに、
この世に留まり続けて、苦しみ続けるなんて…、
先程も言いましたが、Aさんは被害者なのに、
更に苦しんで、カルマを重ねているなんて…、
私なら、
「Aさん、もう苦しまなくていいよ!」
「ラクになって!!」
と、言いたくなります。
それに、こう言ってはなんですが、
Aさんを苦しめた人には、Aさんが仕返しをしなくても、先程も話した因果の法則によって、必ず同じ苦しみが返ってくるようになっています。
自分で作った借金は、必ず、自分で返すようになっています。
それが宇宙の法則、決まり事だから、です。
そして、この法則自体が「神」だとする考えもありますが、
つまり、Aさんは、
何も考えず、
後のことは、全て神様にお任せして、
安心して、苦しみのない「光の世界」に旅立って下さい…
と、私なら、言いたいです。
だから、もしも、ご先祖が苦しめた人の念を感じる、という人がいたら、
恐れるよりも、その人へ向けて、今お話した、
「人は、魂の成長を求めてこの世に生まれて来るので、敢えて厳しい試練を選んで生まれることがあること」
「宇宙の因果の法則(自分の行いは、いつか自分に返ってくる)は絶対であること」
「未浄化霊となって子孫を苦しめることは、それ自体がカルマ(因果)になること」
「自分を苦しめた相手に仕返しをしなくても、法則が働いて、その人は必ず反省する日が来ること」
などを語り掛けてあげるといいと思います。
よく、怒りや責める言葉で追い払う「除霊」みたいなものもありますが、
そもそも悪いのはどっちだろう?と考えた時、
それでは、あまりに気の毒ですよね?
それよりも、ご先祖に代わって「謝罪」と、
子孫として、ご先祖と同じ過ちを繰り返さないよう誓って、
そして、霊的真理を伝え、
「光の世界へ、お還り下さい」…と、
「苦しみから解放されて、ラクになって下さい」…と、
心から念じれば、必ず通じると思いますし、
それが、その霊を慰め、その人が光の世界へ還る…、つまり、浄化する手助けになるのではないかと思います。
折にふれ、そのように念じていれば、きっとその人の魂は浄化され、トラブルも少しずつ解決していくと思いますし、
何より、
このように考えれば、因縁や、祟りという言葉を、必要以上に恐れることはなくなると思いませんか?
何故なら、それは、現実世界での人間関係のトラブルを解決するのと同じだからです。
心から謝罪して、改善を約束し、納得して頂く…。
当たり前のことですよね?
霊もかつては人間だったので、霊との関係は、実際の人間関係と同じなのです。
だから、話せば分かるし、怖くないんです。
そして、
後は、最初にお話したように、その家を選んで生まれたことにも意味があるのですから、
目の前の現実に、真摯に向き合い乗り越えていく…、
そこには、必ず、
魂の成長と、
幸せな未来が待っていると、思います。
因みに兄ですが、その後、奇跡的な援助が入り、八方塞がりだった道が拓けるという、正に急展開が起きました。
結局、因縁があったのか、なかったのか、定かではありませんが、兄は「ある事」をきっかけに、因縁に対する考え方を変え、その後は身内の私から見ても感心するくらい、相当な努力を重ねていました。
兄の例からも分かるように、やはり、不安は不安を引き寄せてしまいますし、一番大事なのは、恐れを手放し、目の前のことは、自分自身で選んだ魂の課題と考えて、真摯に向き合っていくことが、幸せへの一番の近道かな、というふうに思います。
いかがでしたでしょうか?
もしも、私の兄と同じように、先祖の因縁が気になって仕方がないという人がいましたら、この記事を読んで、少しでも気持ちがラクになって頂けたら幸いです。
又、人生を生きていると、いつも陽気に、というわけにはいきませんよね?
時にはネガティブになって、未浄化なものを引き寄せてしまうこともあると思いますし、それこそ、ご先祖の中で、未練を残し、成仏されていない方もいらっしゃるかもしれません。
そのような場合に、(私のブログでは役不足かもしれませんが)こういった霊的真理の書かれたものを読むことで、霊の方も一緒に読んで納得し、浄化していく場合もあるそうです。
なので、折にふれ、霊的真理の本を読むなどして、宇宙の真理や人生の仕組みについて理解することは、必要なことだと思います。
最後に、お勧めの本を紹介させて頂きますので、ご興味ある方、是非ご一読下さい(*^^*)
それでは、本日もお読み下さり、ありがとうございました♡
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こちらは、少し前の話になりますが、「スピリチュアル女子大生」として多数メディアに出演したCHIE(チエ)さんが、2017年に出版した、自身初のスピリチュアル小説です。
ご本人の体験が元になっているのか分かりませんが、人生に絶望した20代の女性が、亡くなったおばあちゃんとの再会を通して元気になっていく物語です。
物語を通して、「死後の世界」「宇宙の法則」「魂のシステム」「私たちの生きる意味」を、若い女性ならではの柔軟な感性で、優しく教えてくれます(*^^*)
読んだ方からは、
「涙が止まりません。生きる力になりました」
「この本に出会って、抱えていた色々な不安が吹き飛びました!」
「一気に読みました。今、心がとても温かいです」
「亡くなった娘の存在を近くで感じました」
など、反響が続々!!
【目次】
〈第一章〉
・不幸なことなんて何一つない(死んだおばあちゃん、現れる)
・お金はとどまるものじゃない(おばあちゃん、お金の教え)
・私たちは霊的体験などしない(私、死んじゃう)
・人生は終わらない(あの世の世界)
・この世に偶然はない(あの世で出会った霊たち)
・現実は一つじゃない(それぞれのテーマ)
・人生は一人では進まない(主人公と脇役)
・何もないところに感動は生み出せない(私、無事帰還)
〈第二章〉
・運は存在しない(嫉妬の先にあった本当の私)
・前に進むのに勇気はいらない(私、それでも道に迷う)
・いのちは一人だけのものじゃない(死者の最後の願い)
・大切なものは変わらない(さよならのとき)
・あなたに間違いはない(4月23日、昼下がり)
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